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売上げの調子が悪いときどうするか【社長編】

time 2015/07/13

売上げの調子が悪いときどうするか【社長編】

売上げあげてやるっ!は続かない

考えごとが大好きな東京の社長です。

ボクも色々と商売させてもらっていますが、全部が良いという時期は

なかなかお目にかかれません・・・(そうなりたいっ 汗)

売上げの調子が悪いときどうするか、ボクなりの考え方を書きますね。

「売上げを上げよう!!と社長が頑張る」

売上げを持ってくるのは、社長さんの場合が多いでしょうから、一見OK

かと思います。

続かないのですよね。一時的には上がったケースを見ますが・・・

ボクも良くこのパターンに陥りますが、疲れて続かないんです。

まして、多角化なんてできません。他のビジネスが調子悪くなったりします。

まず削ぎ落とす

やることを増やすことを考えてしまいますが、まずは「やらない事を決める」

ことではないでしょうか。

一番簡単なことが、無駄な経費を抑えることです。←単純です。説明しません。

次は、無駄な作業を減らすことです。誰が決めたルールか分かりませんが、

何となく決まりごとで実行されているルーチンはないでしょうか?

社長の思いつきで始まったルーチンで、自分が指示したこと忘れてたり(笑)

精査して止められるものは、止めるべきです。

次は忘れやすい視点なので大事です。

「お客様を減らす」ことです。正確には、利益を産まないお客様を減らすことです。

昔からの付き合いだから~

誰かが決めた条件でなんとなく~

お仕事を拒否する前に、条件見直しなど行なってみたらどうでしょうか?

意外と、「そんな条件だったの?知らなかったよ~」と返事がくることも多いです。

面白いですよね☆

赤字のときはどうする?

これは難しい課題です。

読者の皆様は優秀でしょうから、それでも赤字のときは、

・原因が分かっているがルール(制度改定、法律改定、条件改定)

で変更できない

・これ!といった原因ではなく、慢性的な原因がある

この2つの場合が多いようです。

本を読んだりすると「起死回生の投資」をして、周囲から反対もあったが、

社長が押し切った!結果、大繁盛!!というエピソードもありますが、

ボクはこの方法は使いません。怖いからです。

まずは、損益分岐点を下げて、トントンにすることを目指します。

コストカットや、不利な仕事の組み換えなどを行います。

まずは、資金繰りの悩みから社長が開放されることが大事です。

この時点では、金融機関も「攻め」は容認しないことが多いですよね。

落ち着く

逆説的ですが、会社の調子が悪い時は、社長は会社に行かない日を

作った方が良いです。

会社に行くということは、渦のなかに飛び込むということで、「今日も1日、疲れたな!」

「頑張ったし良しとするか!」など、妙に開き直って、自分を鼓舞することになりかね

ません。

精神的に起伏を作ると、良いことはないですよね☆

体にも負担がかかります。まずは、落ち着くことです。

会社を客観視して、ひとつの塊として傍観する。

是非、やってみることをオススメします。

次の打ち出を考える

ぼーっと、新聞、雑誌を読んでみたり、ふらっと展示会などに行ってみましょう。

皆さんならば、アイデアが浮かんでくると思います。

落ち着いて、自社に合うのか、打ち出としてストーリーに無理は無いか、など

楽しく妄想しましょう。

きっと、何かのヒントが生まれるはずです。

優秀な人材を差し込む

優秀な人材なんていないよ!という声が聞こえてきますが、できれば皆さんには、

この視点だけでももってもらいたいです。

元気がない会社には、優秀な人材を送り込むことがとても良い刺激になります。

「人材がいないから赤字なんだよ」とボクも言われるときもありますが、

外部のコンサルタントやお知り合いでも良いのです。

外部の人に手伝ってもらうことからスタートすることもできます☆

社長は考えて判断することが仕事かなとボクは思ってます。

今日のおさらいは、「社長こそ、現場という渦に入っていくのは、意図的に避けて、

「静かな環境で冷静な判断ができるよう時間を使ってみよう」ということでした。

気持ちよい朝の日差しを浴びながら、車を走らせて考えたことは、

概ねこんなことでした。

 

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