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会社はシステム【社長編】

time 2015/07/20

会社はシステム【社長編】

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人材教育にはセミナー?!

こんにちは。考え事好きな東京の社長です。

今日も、車に乗って、相変わらず考え事しています。

多角化を志向している皆さんでしたら、はやり人材教育には

悩まれているのではないでしょうか。ボクもそうです。

こんな時代ですから、一番やってはいけないのは、「過去に」実績の

あがった営業マンのセミナーに社員を行かせて、「気合だ!」「君ならやれる!」

なんて聞かせることです。

個人の力量で商品が売れる時代は、とっくに終わっています。

読者の皆さんは、大切な社員をこのような研修に行かせてはいけません☆

逆効果間違いなしです(笑)

システムを磨き上げる

システムというのはITのことではありませんよ、念のため。

商品やサービスがあって、お客様に売れていく仕組みことをここでは指します。

ボクはガソリンスタンドも運営していますが、お客様が来店されて、ガソリンを

お買い求め頂いています。

ボクのシステムの概念は、セールスなしで勝手に売れていくようにもっていくのが大事

にしています。

例えば、メーカーさんであれば、相手から呼ばれて、営業マンが出向くような

イメージです。「どうぞ、そうぞなんて、お茶が出てくる」と楽ですよね☆

皆さんシステムはお持ちでしょうから、ちょっとした点検のコツを書いてみます。

滞りはないか?

仕事は、完遂して売り上げがあがって意味をなします。

売上げが立つまでに、営業、総務、工場、経理など沢山の人が共同作業します。

どこかで滞留が起こると、掛け算的に売上げにダメージが出ます。

良くあるミスが、優秀な営業部隊が揃っているけど、何故か売上げが上がらない

ケースです。営業が、過剰品質をお約束してしまい、納期が間に合わないことが頻発し、

結果納品が思うようにいかなかった会社を見たことがあります。

更に頑張って仕事を取ってしまうと、余計に滞留が起き、本当に売上げが下がります。

仕事をセーブして、無理な約束をしない、これが処方箋でした。

社長は、システムがスムーズに流れることを大事にしないといけませんね☆

際立って弱い部分はないか?

事務力が弱い会社は、大変だと思います。

社長が営業マンを兼ねて大きくなるケースは、ちょっと大変です。

社長さんに、「事務は片手間仕事」という観念が強いことが多いので、

本当に事務でつまづくのです。

事務は信頼のベースになりますので、請求書の発行を忘れた!とか、

入金の確認を忘れたとか、納品物の個数を間違えたとか、単純なところで失敗

します。3回やると、仕事は来なくなります。

社長は、弱い部分は真摯に受け入れて、スムーズにシステムが流れるように

しないといけません。このケースでは、優秀な事務員を雇うことが正解になります。

奥様でもよろしいかと思います。

スーパーマンは作らない

営業が重視される会社では、スーパー営業マンがいるといいなぁと思いませんか。

絶対に作ってはいけません☆

ボクもかつてはスーパーマンはいいなと思っていましたが、やっぱり頼ってしまうのです。

社長が頼るくらいならばいいのですが、会社自体が頼ることになり、システム作りとは

逆の方向にいってしまうのです。

例えば、ファミリーレストランにスーパーホール係りはいますか??

あれこれご提案して、机の上に料理がいっぱいとか、ないですよね。

むしろ、そのテーブルが滞留して、売上げのロスを産みますよね。

スーッと、仕事が流れるイメージです。

スーパーマンで意図的に増幅させても、全体から見れば流れを悪くすることに

つながります。

今日のおさらいは、「人材は大事だけども、過度に頼らずに、売上げの出る

システムを用意して、スーッと流れるように仕事をこなしていこう」ということでした。

空いている道を、窓を開けて風を感じながら運転しつつ考えたことは、概ねこんな

ことでした。

 

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