2017/01/09
SNSが始められない??
こんにちは。考えごとが大好きな東京の社長です。
最近の経営者は大変です。
今までは、情報は企業のものでした。
その情報を営業マンに教えて、営業マンは消費者に
伝える・・・消費者はその情報に基づいて購買行動をとる。
これで、経済が回っていました。
近年は、営業マンより消費者の方が、情報に詳しい!?
なんて時代になってきました。
当然、消費行動が多様化してきます。
ちょっと歴史を振り返ると・・・
- テレビ、ラジオなどで一方通行のCM
- インターネット黎明期のポータルサイトでの一括情報まとめ
- バナー広告による誘導
ここまでは、企業側で情報をコントロールできました。
しかし、SNSの登場でガラッと雰囲気が変わりました。
インターネットを通じて、情報を見に行くのではなく、
個人が知らないうちに設定されたお気に入りの情報を
受身の態勢で受け取るようになりました。
スマホの登場でその傾向が決定的になりました。
感覚的には、自動的に好きな番組が映るテレビを
各個人が持ったというべきです。
それが、5分とか10分とかの細切れの時間帯で
完結できる。
そんな時代になりました☆
代わりに発信する権利を手に入れた
SNSの登場により、個人の嗜好が細分化されると同時に、
発信側には無料で発信できる権利が与えられました。
今までは、テレビ広告なんでとんでもない!!と思って
いたアナタにも、無料で発信できる権利が与えられて
います。
しかも、自分のペースで開始できます。
テレビや雑誌広告のように、石橋を叩いて、渡れない
こともありません(笑)
何も、凄いことをやろうとする訳ではありません。
朝起きたら歯を磨くように、当たり前に行なう感覚が
とても大事です☆☆
効果を期待しすぎない
SNSでの発信は、歯を磨くようなことですから、とんでもない
効果がスグに出るようなものではありません。
歯を磨いていれば、虫歯にならない、長期的に健康で
居られるように、SNSはじっくりと効果が出てくるようです。
自分はこんな考えをしているよ、ウチの会社はこんなことで
お役たちができるよ、と発信し続けましょうね。
効果は後から出てきます☆
間違った発信をすると逆効果
発信の仕方も、かなり研究されてきました。
消費者は、
- 暇つぶし
- 共感目的
この2つのためにSNSに触れているようです。
共感目的とは、例えるならばお気に入りのテレビ番組の
ようなものです。一定の期待をして、番組を視聴し、また
見たくなるという感覚です。
SNSでは「いいね!」で代表されるように、期待軸が
「共感」になっています。
私たち経営者は、共感できそうな記事を発信する必要
があるということです。
ですから、「○○を食べました」的な発信は、企業としては
しない方が良いと言うことです。
自社製品の説明ばっかりでも、スグに飽きられます。
とても、共感できません。
どんな人に対して、どんなお役たちができるのか、
それをじっくりと考えて発信してみましょう!!
ホンモノの情報が大事
発信内容は、ネットで調べたにわか知識を披露
するのでは、飽きられてしまいます。
自分が常に研究していること、常に進化し続けて
いること、を題材にすると良いです。
そこに、先ほどお話した、誰にたいして、どんな
お役たちができるか、を意識したテーマを選定
しましょう!!
誰も知らない秘密の情報をUPし続けられれば、
それに越したことはないのですが、そこまでハードル
を上げる必要はありません。
SNSは、商品を売る場所ではありませんので、
ご自身のご商売の商材を題材にする必要もありません。
ボクも、ガソリンスタンドや板金修理工場などを経営して
いますが、「経営者向けのお役たち情報」で、少しでも
お役に立てればと思って、発信しています。
にわか知識では、消費者にバレてしまいますし、自分も
きつくなってきて続かなくなります。
皆さんも、明日から発信していきましょう!!
スグに上達します☆☆
ドライブ中にちょっとカフェに立ち寄って、考えたことは
概ねこんなことでした。