2017/01/09
人と仕事がセット
おはようございます。考え事が大好きな東京の社長です。
巷では、ビジネスモデルが流行っているようです。
この流れは、この１０年のトレンドで、時代の流れが速くなって
いるので、ビジネスの賞味期限が短い→ビジネスモデルを常に進化
という理屈です。
ボクも、気になってしまうので、やはり追いかけてしまいます（笑）
でも、最近は、このモデルはスゴイ！！とか、直ぐに取り入れたい！！
という、ある種の興奮は減ってきました。
なぜかなと自分考えてみると、これもコロンブスの卵的な発見でしたが、
その儲かりそうなビジネスモデルを実践するのは、「人」だと気づいた
からです。
ボクは、ガソリンスタンドや介護施設を経営していますが、同じブランドで
同じ仕様で営業しているにも関わらず、お店の実績に雲泥の差が出る
ことがあります。普通のことです。
大体、チームワークとか、店長の習熟度などに課題があって、まずは
人の問題から解決していく手法を取っていくはずです。
でも、儲かるビジネスモデル探しになると、「人」の要素って、吹っ飛んで
しまうみたいです。本当に人間の思考にはビックリします。
自動的に儲かるモデルはないと思う
優秀なビジネスモデルを見つけて、今のビジネスに応用したり、
新規参入することは、経営者の永遠の仕事です。
経営者は、常にモデルを追及して、レッドオーシャンのなかでも
その海をブルーに変えようと必死に頑張ります。
とても、とても孤独で根気の要る作業です。
誰もこの過程の苦しみは、分かってくれませんよね（涙）
この作業をボクも、もう１０年近く毎日行なっていますが、
最近やっと気づいたのです。
ビジネスモデルを悶々と考えたって、それを完璧に理解する
人がいない！！
結局、自分で立ち上げたりして、更に孤独が増して「一人相撲」に
なってしまうようです。
ボクも、このワナにはまったことが多々あります。
結局、社内外に応援者が現れず、撤退を余儀なくされました・・・
ボクの今の結論ですが、自動的に儲かるビジネスモデルはない
と捉えていたほうが安全なようです☆
どうすれば人の要件が伴う？
これは、ボクも発展段階なので、うまくお伝えできるか不安ですが、
ボクのイメージは、新しいことを始めるときは、社内外問わず、
「人と併走」することが大事みたいです。
殆どの人（ボクも含めて）は、「見えるものしか信じない」という
性質があるようです。
ボクだって、ビジネスは見えない煙も信じますが（笑）、興味のない
分野は、見えても信じない・・・くらいです。
人ってそれだけ曖昧な存在です。
それを前提に置くこと、要するに多くを期待しすぎないことがスタートです。
ボクは、煙の段階のアイデアを話す人を決めています。
これらの人は、ビジネスに関しては煙が大好きな方々です（笑）
好き勝手、おしゃべりします。
大事なのは、その煙を紙ベースに落とし込むという作業です。
紙に落とすと、、、「見える」のです。
自分でも見えてくるというのが正しいかもしれません。。。
見えてくると応援者が出てくる
人間は面白いもので、
・話だけをしていると、興味がそそられない
・同じ話でも紙になっていると、急に興味を持つ
とうことをボクは、体験的に会得しました☆
やはり、目から入る情報は、ものすごいインパクトみたいです。
興味を持ってくれる人が現れてくれれば、ラッキーです。
人は、興味を持つと、否が応でも考え出してくれます。
ここまできて、やっとボクは孤独から、ちょっぴり開放されるのです。
その興味を持ってくれた方は、社内外は全く関係ないです。
そういう方が数人出てくると、ボクよりも良いアイデアを考える
方が出てきます☆
その方にリーダーもしくは番頭さんになってもらい、やっとビジネスの
スタート地点に立てるのです。
あくまでスタート地点に立てただけです・・・
この後のことは、またの機会に考えます☆☆
スッキリ晴れた朝をドライブしながら、考えたことは概ねこんなことでした。
