2017/01/09
会社名を看板にしない!!
おはようございます。朝日を浴びながら運転をしています。
まぶしーーぃ!!考え事が好きな東京の社長です。
読者の皆様は、看板を作る時に困っていませんか?
ボクも、今までかなり試行錯誤してきました。
集客にも、ひどく困った時期もありました。
生で経験してきたことの少しでもお伝えできればと思います☆
まず、会社名は看板にしないということです。
特に、凝った屋号ですと、”デーン”と看板に書きたいのですが、
ぐっと我慢するほうがよさそうです。
ボクも昔は素人でしたので、「デニーズ」、「ロイヤルホスト」とかは、
屋号が看板になっているので、当然の如く屋号を看板にしていました。
だって、大企業がやっていることは正解でしょ!という理屈でした。
でも、色々と経験しているうちに、これが違うなぁと、段々と分かってきました。
お客様は、「どんなサービスを提供する場」なのか、分からないという意見が
多かったのです。「デニーズ」は、「デニーズ」として認知されているから、
「デニーズ」の看板で良かったのです。
中小企業が真似してはいけないということに気づきました☆
分かりやすい業態を掲げる
例えば、オリジナルハンバーグをメインとして、スパゲッティやサラダを提供するお店を
開業したとしましょう。
凝りに凝った、横文字の店名を看板に掲げて、良しっ!!と思うのは、
店主さんや看板屋さんだけかもしれません(笑)
お客様は、どんなサービスが提供されるお店だか分からないのです。
このケースでは、ボクならば「ハンバーグレストラン」という文字を看板に
ダイレクトに表現します。
少なくとも、お客様は美味しいハンバーグを提供するお店だなとわかりますよね☆
色使いや、装飾で凝れば良いのかなと思います。
普通の状態では、頭では理解していますが、開業の興奮のなかにいると、
屋号を練りに練った場合、経営者は我を通してしまう傾向にあります。
でも、屋号を大きく看板に表現することは、ボクはオススメできないです。
あなたは何屋さんですか?
例え話ではハンバーグレストランを例に出しましたが、結構皆さん、提供される
サービスが多岐に渡っていませんか??
あなたは何屋さんですか?と質問されて直ぐに答えられますか??
ボクは、業態開発からこの問いに答えられるよう、分かりやすいサービス
を提供するように心がけています。
皆様は素晴らしい会社様が多いと思いますので、ちょっと立ち止まって考えれば
「何屋」なのかご理解頂けますよね☆
是非、スタッフの皆様と、何屋たるべきか、議論されて、会社として統一した見解を持って
下さればと思います。
何屋議論は最重要
ボクは洗車ショップを経営していますが、何屋議論を延々とやったことを記憶しています。
雨の日を狙って行なうのですが、1回につき3~4時間はかかりました。
それを合計5~6回やった記憶があります。
当然「洗車屋」さんなのですが、どのような価値を提供する「洗車屋」なのかを議論
するのです。
議論に議論を重ねて、あるコンセプトがまとまりました。
スタッフ全員の腹に落ちたときは、爽快、爽快、爽快でした!!!
もう3~4年は経とうとしていますが、そのコンセプトはぶれていません。
スタッフ全員に浸透しており、新しいスタッフが入社しても、そのコンセプト
は伝わっていきます。
当然、対お客様にもそのコンセプト通りにスタッフが行動するので、
コンセプトにあったお客様が集まって頂けます。
ボクは、数年経って、「何屋議論」の、本当の強さを身にしみて理解しました。
とっても面倒な作業ですが、是非面白がりながら、経営者・管理職の皆さんは、
スタッフさんと議論して欲しいなと思います☆
後から絶対に楽になりますよ!!
朝日を浴びながら、気持ちよく運転をして、ちょっと感慨に浸りながら考えたことは
こんなことでした。