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お友達にクロージング?!【社長編】

time 2016/03/29

お友達にクロージング?!【社長編】

ターゲットって何?

こんばんは。考えごとが大好きな東京の社長です。

ボクは、経営について勉強してきたつもりですが、

「競争戦略論」、「策略」、「謀略」などの言葉って、経営に

使う必要があるの?と、いつも疑問に思っています。

経営学のエライ先生方が競争論を語っておられるので、

その中身を云々するつもりはありませんが、何だか気持ち

悪い感じがあります。

そして、顧客のことを「ターゲット」と呼ぶ名称もかなり違和感

があります。。。

ターゲットって、ダーツの的じゃないんですから、もう少し

良い言い方はないのでしょうか??

「ターゲットから刈り取る!!」なんて、ボクは嫌悪感すら

感じられます。

皆さんどうでしょうか???

誰に何を伝えるか?

皆さん、日々、販促について悩まれているのではない

でしょうか?

ターゲットは明確に!!

ターゲットに広告をぶつけて!!

反応を測定!

反響率から次の戦略を!!

・・・・・

戦争ゲームではないのですから・・・

お店側からすると、なるべく沢山の人に商品を知って

もらって、沢山の人に販売したいと思ってしまいます。

ですから、お客様をぼんやりとした「カタマリ」として

捉えてしまうようです。

伝える中身も、「カタマリ」に伝える訳ですから、当たり障り

のないことを、短くシンプルにとなってしまいます。

こうして、平凡なキャッチコピー付きの販促物が出来上がり、

まぁ広告でも打つか~となってしまいます。

一人のお客様にしっかり伝わるように

ボクは、販促の基本は、一人のお客様にしっかり価値が

伝わるようにすることだと思っています。

別に、ボクは販促のプロではありませんが、一人のお客様に

価値が通じないのに、1000人、1万人の方に価値が通じる

ことはないと思うからです。

さらに、具体的な人物を想定して(実際のお友達)、実際に

お話する内容をキャッチコピーとすべきです。

ボクは、実際に知人と話して、その話の中でキャッチコピー

を考えて行きます。

ボクはプロではないので、机の上で考えても、ほぼ時間の

浪費になってしまいます(笑)

クロージングは必要か??

業種にもよりますが、ボクは「クロージング」で悩むことは

ないのかなと思っています。

クロージングのテクニックが気になる方は、まずは価値が

一人のお客様に伝わっているのか、そこをまず徹底的に

検証したらどうでしょう??

例えば、、、

ボクが経営している洗車ショップでは、29000円するWAX

洗車を提供させてもらっています。

WAX洗車と言えば、5000円くらいが一般的には相場でしょうか。

約6倍!!!

クロージングのテクニックとか、最初から問題外です。

WAXの価値がスゴイ!!と説明しても、そんなWAXは要らないよ

となってしまいますよね。。。

でも、何故そのWAXを掛けることが必要、必然なのかをしっかり

とご説明させてもらっています。

特に、黒いクルマのオーナー様は、ボディのコンディションに悩んで

います。

「こんなはずではないのに・・・」

「新車のときは黒光りしていたのに・・・」

「ハイヤーの黒塗りのヌメヌメ感がうらやましい・・・」

「次のクルマは黒はやめよう・・・」

それが解決できるWAXなのですよ!とサポートしてあげる

のです。目の前に「ポン」と置く感覚です。

後は、自然にご購入頂けます。

価値をまずはしっかりとお伝えすることです☆

お友達に話す感覚で

どんな商売も、お客様の中に応援者がいて、成り立っていると

思います。

お友達みたいな感覚ですよね!

そんな大事な方に、「クロージング」するでしょうか??

テクニックを使って、「購入させる」でしょうか??

一度は、購入してくれるかも知れませんが、なかなか

次にはつながらないはずです。

ターゲット!販促!と、思考が流れてしまう前に、目の前の

お客様を大事にして、価値をしっかりとお伝えすることが

大事なのではないでしょうか?

ボクも反省して、日々過ごしたいと思います!!

ちょっと、残業で遅くなり、空いている道を爽快に走りながら、

帰路についていました。

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