2017/01/09
自分の消費活動圏は保守的？
こんばんは。考え事が大好きな東京の社長です。
インターネットが普及して、世の中が広くなりましたね。
パソコン１つで、世界を相手に商いができる時代になりました。
しかし・・・・・
どうでしょう、皆さん。ご自分の消費行動がワールドワイドに
なりましたでしょうか？
ボクは、殆ど会社と家の導線の付近で、消費行動を
しています。
この導線を離れるときは、意識していつもと違った消費を
楽しむために活動するときです。
例えば、大事な人にプレゼントをするときとか、仕事上での
接待をするときくらいかなと思います。
世の中が、インターネットで全国を相手にできると騒いで
いますが、真理は意外と単純です。
皆、近くで消費をしたいのです。
ボクの感覚としては、デフレを経験して、「買い物に失敗
したくない」という風潮が強まってしまったので、より近くで
確実な消費をする傾向が強まっていると思っています。
消費は確実に狭くなっています。
皆さんには、この感覚を持って頂けると良いかなと思って
います。
ホットペッパーにヒントが
ホットペッパーはとても有名になりました。
広告も集まっていますね！
不自然ではないので、お客様にも有用な情報源ですし、
お店側からも顧客になりそうな方にアプローチできる
利点があると思います。
ホットペッパーの考えは、皆さんご存知と察しますが、
飲食等の情報を一定の商圏のみに絞ったことに特徴
があります。
おそらく、情報誌で商圏を絞ることに関しては、一番
早かったのではないかと思います。
考えてみれば当たり前のことで、「会社に出社して、
帰りがけに良いお店があったら寄っていく」ことは、
ボクだってします。
皆さんも、ちょっと一杯とか、今日は夕飯は外食で、
という時には、まずは生活導線のお店を探しますよね☆
わざわざ、家と逆方向にはいかないですよね。
消費者として当然ですよね！！
お店側に立って考えてみると
ところが、お店の責任者になった瞬間に、間違った発想を
してしまうのです・・・・・困ったことです。
それは・・・
お客様を広域に捉えてしまうということです。
一人でも多くのお客様を集客したい・・・・
色々な方に知ってもらい、来てもらいたい・・・・
とりあえずホームページ作らないと・・・・
立場がお店側になっただけで、とんでもない間違い
を起こしてしまうのです。
まずは、近くを毎日通行している方に、お店を知って
もらい来店頂くことからだと思います☆
毎日、通行している方が入ってこないのであれば、
コンセプトが外れているとか、何か他に問題がないか
点検した方が良いかもしれません。
ネットも実は狭くなっている
ネットの時間の過ごし方も、驚くほど変化を遂げています。
PCからスマホへ、主役は交代しています。
既に、交代しました。
グーグル検索、ヤフー検索のエンジンが２つあったことも
つい最近です。
今は、検索エンジンが何かは問題ではなくなりました・・・・
ググることが劇的に減ってきました。
Facebook、Line、twitterで時間を過ごす方が激増しています。
ブログも数も飛躍的に増えています。
これも自分の行動を観察すると気づいてしまうのですが、
ネットで触れる情報も極めて狭くなっているようです。
いつも同じ人が出てきて、同じような発言をするのを聞いて、
同じようなブログを読んでいませんか？
その人の影響を強く受けて、自分も発言をしていませんか？
ニュースも自分の好きな分野ばかり見ていませんか？
ググる時代は、ここまで偏っていたでしょうか？
ネットインフラが、好みを偏るようにさせているのです。
この事実を重く受け止めるべきだと、ボクは思います。
マス広告より、ネット上での発言が大事です。
更に、その発言を読んで下さる方を想像して、語りかける
ように個人として発信することが大事な時代がきている
と思います。さあ！ 発言をしましょう！！
帰宅途中ドライブしながら、ふと考えたことは概ねこんな
ことでした。
