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意志が固いと失敗する?【社長編】

time 2015/10/07

意志が固いと失敗する?【社長編】

意志が固いとガンコの違い

こんばんは。考え事が大好きな東京の社長です。

ボクは、「意志が固い」のは、良いことだと学校で勉強してきました。

皆さんも、同じような教育を受けてきたのでは、ないでしょうか?

「意志が固い」、「初志貫徹」とても良い響きですね。

偉い経営者の自伝で、「初志貫徹」が必須などと、読むと更に、

良いことだと思い込んでしまいます。

でも、意志が固いと、正確には「意志が固すぎる」と、成功の阻害要因

になることが多いようです(驚)

仕事をしていくと、自分のスタイルみたいなものが出てきます。

自分の会社のスタイルはこうだ!!これで、今までうまくいってきた!

成功体験を積めば積むほど、この傾向が強くなります。

売上げが僅かに減ってきても、「まだまだイケる」と、気を張っている

社長をお見かけしたことがあります。

ちょっぴり不安そうな顔をされていましたが、強気でした。

ボクは、僭越ながら・・・こんなに「ガンコ」な方だったかな?

と思ってしまいました。

ガンコはネガティブなイメージですよね・・・

良いと教わってきた「意志」が、固くなりすぎると、ネガティブになる。

ボクも、いつも心に留めています。ガンコにならないようにと・・・・

ホント、自分のことを指摘してくれる人は、ほぼ皆無ですから。

初志貫徹が良いケース

初志貫徹が悪いはずがありません!

初志貫徹でないと、ほぼ事業には成功は訪れません。

ボクなりの、初志貫徹は、一本筋が通っていて、時代の流れに

臨機応変に変わっていけることを指します☆

初志貫徹なのに「変わる」ってどのようなことでしょうか。

例えば、飲食店で、オーガニックを特徴とした料理を提供しているお店では・・・

オープン当初は、無農薬野菜がウケてお客様がついてきたら、他の自然農法、

遺伝子組み換えでない食品、地場野菜など、色々と試してレパートリーを増やして

いくことが、良い「初志貫徹」です。

一方で、「ガンコ」とは、無農薬野菜で成功したから、世の中が地産地消の流れ

になってきているのに、「無農薬で一本勝負」するようなものです。

扱っている野菜が地場の野菜なのに、成功体験に縛られて、敢えて地産地消を

謳わないというケースも見たことがあります。

もったいないですよね。「近くの○○農園 取れたてほうれん草!」とPOPを

出すだけなのに・・・・

ボク達は、いつのまにか自分で自分を縛っていないか、定期的に点検する

ことが必要ですね☆

漫然と従来のやり方で経営を続けているとは、自分自身思っていなくても、

他人からは「古い考えだなぁ」と思われているかもしれませんね。

管理職はガンコ?

経営者が初志貫徹で臨機応変に色々なことにチャレンジする柔軟性が

あっても、管理職がガンコになってしまうことが、かなり多いです。

社長が先進的なことを思いついて、管理職に指示しても・・・

現場のスタッフに指示された内容は、「えーーっ!!今まで通りじゃないか!」

というご経験はありませんか?

社長は、ガッカリしますが、ここはグッとこらえましょう。

管理職とは、本能的に、従来のやり方を踏襲する立場になってしまうみたいです。

管理職は、与えられた権限の中で、業務を遂行することが第一の役目だからです。

皆さんは、どうすれば管理職が冒険してくれるかを考えるべきですね☆

業務遂行能力が高い管理職に、「ひらめき」を求めるのはムリがあります。

ボクが、いつも心がけていることは、「人は見えるものしか信じない」と

いうことです。

管理職も「人」です。同じようにしてあげて、社長のひらめきを安心して

執行できるようにします。

・その管理職が1人にならないようサポートを付ける

・社長が先陣を切って不十分でも実行してみせる

この2つを意識しています。

管理職は、「自分でもやれる!」と思えば、動き出すみたいです。

皆さんも、是非参考にしてくださいねっ!

ドアを全開にあけて涼しい風を感じ、自分はガンコにならないよう

気をつけようと思いつつ、ドライブしていました。

 

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