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品質が良くても売れない!?【社長編】

time 2015/11/22

品質が良くても売れない!?【社長編】

美味しい料理が売れないときがある

こんばんは。考え事が大好きな東京の社長です。

夜は空気が澄んでいて、運転がしやすいですね。

ボンネットも街灯のランプが映ってキレイです。

先日、有名な飲食店のオーナーさんから面白い話を

聞きました。

美味しい料理が売れるのではない、売れる料理が美味しいんだ

とても深イイ言葉です。

・美味しい料理を競って作っても、売れない時がある

・美味しさだけを追求しても意味がない

・美味しさはある程度の水準でよい

ということが読み取れます。

どうすれば売れるか?

どうすれば売れるのでしょうか?

やはり、お客様の気持ちになりきった方が、早そうです。

例えば、うな重を食べたいと思った時、どのような行動を

するでしょうか。

2つのお店があり、両方とも炭火焼き、活き〆、量も変わらない

としたら、何で選びますか?

そうです。

店構えや、食事サンプル、メニュー写真を比べますよね・・・・

味で選んでいる訳ではないのです。

ここが重要です。

美味しそうな(良さそうな)うな重を選んでいるのです。

リピートの場合も同じです。

両方のうな重の味が、和食の達人が僅かに判別するくらいの

差であれば、美味しそうに見えるうな重を『美味しかった』と脳ミソ

が覚えるみたいです。

結局、美味しそうに見えるうな重のお店が繁盛するようです。

見せ方が大事

現代では、よほどのことがない限り、大きな品質の差がでなく

なってきました。

ビジネスモデルがすぐにいきわたり、レシピも出回る時代です。

これからは、中身も重要ですが、見せ方が最も重要になって

くると思います。

皆さんもご存知だと思いますが、楽天では、出店者に対する

サービスとして、「写真の取り方講座」を開催しています。

同じ商品でも、写真の取り方によって、売れ行きが大きく

変わってくるみたいです。

ボク達も、消費者として、ネットショッピング時の写真の

重要性は良く理解していますよね☆

形も機能も全く同じ商品が写真という「見せ方」で、異なった販売結果

となる訳ですから、料理、マッサージ、理髪、美容などのサービス業

も真理は同じだと思います。

実は中身は判断できていない

この考えは、ボクがいつも心に留めているものです。

ボクも洗車ショップや板金工場を経営していますが、洗車のみの品質や

板金のみの品質の差は、実はお客様はあまり気にしていないという

事実です。

お店の清潔度、スタッフの言葉遣い、営業時間、代車の有無、

待ち時間の快適性などのサービス全体を見て、「良さそうだな」

と判別し、結果「良かった」と脳ミソが追認しているのだと、

ボクは思っています。

洗車した結果のクルマを2台持ってきて、A店、B店を比較してみても

さっぱり分からないですよね・・・ボクもわからないかも(笑)

ただ、キレイなクルマが2台あるとしか思いませんよね。

やはり、中身”だけ”で勝負!!は片手落ちの考えのようです。

整合性も大事

お客様は店構えやメニュー写真など、目に見えやすいものから

情報を得て、事前に良さそうかどうかの判断をしています。

気をつけないといけないのが、この「目に見えやすいもの」の

物語を統一しておくことです。

例え話ですが、ハウスウェディングで欧州風のお城のような挙式場

があるとします、トイレが和式だったらどうでしょう??

社長の趣味の河童の銅像があったら洒落になりませんよね(笑)

こんな面白い話もあります。

職場の雰囲気を良くしたい上司が、怒り顔で、「さあ!笑え!!」

「笑えっていっているんだろ!!」、「笑って、良い職場にするんだ!気合だ!」

と怒鳴っていたらどうでしょう?

ニコニコしてギャクをかました方が、よっぽど楽しい職場になりますよね☆

この整合性は意識して作らないといけないようなので、「より良くみせるため」

に皆さん、気をつけていきましょうね!!

キラキラ光るボンネットを見て、ちょっと高級車に見えるかな?

と考えながら、帰路についていました。

 

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