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社長の仕事とは【社長編】

time 2015/07/12

社長の仕事とは【社長編】

現場で頑張っていませんか?

考えごとが大好きな東京の社長です。

多角化を目指す皆さんは、日々お忙しいと思います!

ひとつお伝えしたいことは、現場責任者を続けていては

多角化には向かいませんということです。

どうしても、自分が頑張った方が、効率も結果も出てしまうものですが、

ここはグッと我慢して、現場から逃れて下さい。

 

社員間の仲裁に入ってはいけません

会社には色々な人がいらっしゃると思います。

A君とB君は、仲が良いとか、あそこは犬猿の仲だとか、

情報入ってくると思います。

あるときボクも、「社長!○○さんはこうやって仕事さぼっているんです」

との進言を受けました。

これは会社として注意をする事例なのか、そうでない喧嘩なのかを

良く吟味しないといけません。

前者であれば、それなりの対応をその○○さんに取るべきです。

問題は、両者の喧嘩の場合です。

「よしっ!!ここは私が一肌脱いで・・・」、「うまく仲裁できた!!」

やっぱり俺が会社にいないとダメだなぁ~(結構ルンルン♪)

という経験ありませんか??

このような仲裁行為は避けて下さい。

何で喧嘩をするかって・・・仕事が少ないからです。

社長は、仲裁をするよりも、仕事を取りにいく方がいいですよね☆

会社に利益が出れば、殆ど喧嘩の類の問題は消えるのです。

不安だから喧嘩になるのです。

 

社員を励ますのも、時と場合!

喧嘩がダメなら、励ますのはどうでしょう?

これも時と場合だと思います。

励ませば社員は喜んで仕事をしてくれる確立はあがります。

確かにそうです。

でも、社長が焦って励ますのは、良くないかなと思います。

生産性が上げるのであれば、仕組みを構築する方にパワー

を使うべきかなと、ボクは思います。

励ますのが有効なときは、「事実を褒める」ときだけです。

ゴミを拾っていた→即座に「良く気がつくね」

※たまたま見かけたときでOK

これは気持ちの良い自然なコミュニケーションですね☆

決して、生産性を上げてやる気を出してもらいたいから、

個室に呼び出して励ますことはやめましょう(笑)

社員によっては拷問になってしまいます・・・・

 

人事権で統治する

社長の権限はやはり人事権に尽きます。

「いばる」わけではありませんが、組織を常に柔軟に組み替えて、

社員が気持ちよく仕事ができるようにするのが社長の務めだと

思います。

社員の皆さんって、基本良い人ばかりですから、気持ちよく仕事

ができる環境であれば、絶対に期待に応えてくれます。

これは間違いない真理です。

人事は最終的には社長が命を下すのですが、幹部の意見を取り

入れながら情報収集して、幹部が部下を説得できるようにプロセス

を開示した方がスムーズです。

情報収集しないと社長は命を下せないのですから、収集しながら

自分の考えを幹部に伝えて行きましょう。

幹部教育としても、下手なセミナーよりも、とても有効です。

社長は1人で孤独な生き物ですが、幹部を巻き込むという発想も大事です。

 

降格人事は必須

社員皆が昇格して新人が定期的に入社して、みんなハッピーになる、これが

理想郷ですが、超優良企業を除いて、夢物語ですよね。

ボクの会社も、そんなことできません(汗)

厳しい判断は必須です。

社長の人気がなくなる!と焦る方もいらっしゃると思いますが、

やはり降格は必要です。

該当社員のやる気がなくなる!と思われる方もいらっしゃると

思います。しかし、降格は必須です。

社会の仕組みは貧富の差があります。学校でも成績をつけます。

上がったり下がったりします。

会社になるとそれは例外になるのでしょうか??

「当たり前」ということです。

どうやって降格をさせるか、方法論を知らないだけなのです。

皆さんは優秀な方が殆どだと思いますので、専門家の制度を

取り入れてアレンジして、降格の仕組みを作れると思います☆

是非、試してみてください。良いことが起こります!

今日のおさらいは、「現場から離れて、幹部を巻き込みながら社員を良く見て、

降格人事を行なってみよう」ということでした。

ザーザー振りの雨のなか、車をゆっくり走らせながら考えたことは、こんな

内容でした。

 

 

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