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どんな業態へ多角化すべき【社長編】

time 2015/07/12

どんな業態へ多角化すべき【社長編】

deploment

現業を仕立て上げる

考えごとが大好きな東京の社長です。今日も、爽快に車を走らせています。

洗車したのでピッカピカ☆

多角化はどんな社長でも、挑戦してみたいテーマですよね。

良くお知り合いから、「どうやって、業態を探すの?」「その秘訣は?」

「判断基準って何ですか???(興味深々に・・・・)」

と、良く聞かれます。

その前に・・・、現業の仕事をまず仕立て上げることをオススメしています。

って、、、多角化の話じゃないよね!というお声が聞こえてきますが、

これは大事なので、少しお付き合い下さいね。

 

集客の前に「集金」です。

集金システムはとっても大事です。皆さんも今のお仕事で、少しでも集金が前倒し

になると、とても良いですよね。

クリーニング店は、何故つぶれないか?有名な話なので、皆さんご存知だと思います。

そうです、何故か先に、お金を払うのですよね????

みんな普通に払っているから、凄い!!それは強固な基盤になりますね。

(クリーニングはクレーム業界No.1だったという歴史があるので、前金は

ある意味防衛的な手段で用いられたのだと推測します)

まずは、皆さんの現業で、前金でもらえるように出来ないかご検討される

ことをオススメします。

京南オートサービスでも、車検の諸費用(税金、自賠責保険)は前金で

頂くようにしております。これだけでも、随分改善です☆

車両部品代も先に頂くケースもあります。ディーラーさんも、同じ流れに

なってきました。「先にやる!」これが大事だと思います。

 

引き落としは強烈

あるガス会社の社長さんと、面会する機会がありました。

1時間くらいお話しました(O社長 ありがとうございます!!!)

とても大きな社屋で支店も関東にたくさんある優良企業さんなのです。

O社長、さらっと、「代金は引き落としなので、見通し立ちますよね」

「会社来てもどうしようかなぁって。。」←スゴイ!

これが、末締め翌末振込み払いでしたら、どうなっているでしょう?

売り掛け管理、不良債権取立て、、、これって社長の仕事になりますよ!

多角化どころではなくなること必至です。

引き落としみたいな工夫ひとつで強固な会社になります。

まずは、集金方法から改善して、不安定要素を除いていくことをオススメ

します。

 

日銭、現金商売をもう少し進化させよう

当ブログの読者の皆さんならば、日銭、現金商売は強いことはお分かりだと思います。

どうやってこれを進化させるかですよね。

やはり、お客様がふらっと寄って、お金を払って頂く商売はとても不安定です。

どうやって、その要素を減らしていくかが、考えどころです。

例えば、飲食店ではお酒をリザーブしてもらう。これだけでも、次の来店の約束

を取り付けたことになります。ディーラーさんならば、メンテナンスパックに加入

して頂く。来店は確実ですよね。メンテナンスパックも前金ではなく、割引制度

を使う約束を取り付けることだけでも良いのです。

少し工夫して事業領域を広げていく。

この視点が大事かなと思っています。

 

集客が不要になる

このように集金のシステムを”仕立て上げて”いくと、あることに気付きます。

来店、売上げは約束されている。。。そうか!集客しなくて良いんだ!!

極論ですが、チラシ、CM、ネット広告、新規割引乱発などをしなくて済む

ようになります(ここは、段々となっていくのが正しいです)。

集客コストも落ちます。更に会社は強くなっていきますね☆

こうやって工夫していくと、何か新しいサービスが生まれていることがあります。

これは、ボクが考える多角化の一つです。

今日のおさらいは、「現業を”仕立て上げる”ことで、会社が強固になりつつ、新しい

サービス、ひいてはビジネスが生まれてくる」ことでした。

海沿いの道で、車を爽快に走らせながら、考えていたことは概ねこんなことでした。

 

 

 

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