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適正価格で販売できる方法【社長編】

time 2015/12/07

適正価格で販売できる方法【社長編】

世の中の環境の変化は早い

こんにちは。考え事が大好きな東京の社長です。

ここ半年くらいで、一気に環境が変わってきましたね。。。

業界構造の変化で、同じことをしていたら売上げが

減ってしまう会社も多いのではないでしょうか。

日本全体の需要が減っているので、よほどのイノベーション

企業でない限りは、お客様の数が減ってきているはずです。

海外に進出することを検討されている会社も多いでしょう。

お客様の数が減ってきている状態で、会社を伸ばすとする

と、やはり値上げだ大事になってきます☆

勇気がいる?!

値上げには勇気がいりますよね。

お客様が離れてしまわないか・・・・

変な噂を立てられやしないか・・・・

とても不安になります。

まずは、値上げの前に、「値決め」ができる商材を持つ

ところから始めたらどうかなと思います。

自社のオリジナル商品を開発して、価格交渉力を持つ

なんて、難しいことは考えず、簡単に値決めできる方法

があります。

特に、小売店は、メーカーからの完成品を取り扱う業態

ですので、商品開発は難しいと思います。

どうやって値決めをするのか?

世の中に全くないものを作ろう!なんて、結構難しい

と思います・・・

ここは簡単、シンプルに考えましょう☆

実は、既存のものを、組み合わせたり、減らしたりすれば

案外、良い商材が生まれたりします。

例えば、町の電気屋さんでしたら、

「一人暮らしスタートセット 60000円」はどうでしょう?

さらに、、、

一人暮らしセット ライト 45000円

一人暮らしセット プレミアム 85000円

を加えていくといいですね。

これで、値決め完了です☆

もっと、進化させますと・・・

デジタルTV+賢い使い方アドバイス

冷蔵庫+省エネ診断

リビング電球+出張交換

アドバイス業務や、手間のかかる軽作業を加えることで、

値決めすることができます。

実はアドバイスなんて、日常的にやっている作業だと

思います。でも、メニュー化することで値決めができるのです。

少なくとも、「値引いてよ~」と言われなくなるみたいです!!

それだけでも、適正な価格に近づきますよね。

単純な値上げの仕方

次に、商品開発などをせずに、既存の商材を値上げする

方法をお知らせします。

前提として、まず商品を

・普及商品(低価格)

・中流商品(中価格)

・シンボル商品(高価格)

の3つがあるとします。

皆さんならば、どうやって値上げするでしょうか?

・普及商品(低価格)

この商品は、値上げは出来る限り避けたいところです。

値上げしても数%程度にした方が良いです。

例えば、牛乳とかヨーグルトなどの必需品関連は、

消費者が気づかない程度の値上げを繰り返しています。

値段は据え置きで、中身の容量を減らしたりしています。

これも、値上げを気づかせない工夫です。

このレンジの商材は、とても苦労します・・・・

・中流商品(中価格)

この商材は、数十%は値上げしても大丈夫です。

但し、相当数のお客様が付いていることが条件です。

このレンジの商品は、安いから買うとか、何となく買うという

レベルではなく、価値を感じてくれて、リピートしている商材です。

ですので、値上げしても、買って頂ける可能性は高いです。

自信を持って、値上げしてください。

このレンジの値上げで、全体の値上げを引っ張るイメージです。

・シンボル商品(高価格)

思いっきり値上げしてください☆

1.5倍~2倍もありえます。

そもそも値段があるの?という商材ですので、ご自分で

値段を決めても宜しいかと思います。

但し、相場が明らかに決まっている場合は、除きます。

余談ですが・・・

ボクの感覚では、携帯電話はこのレンジに入る商材だと

思います。月に2~3万円かかる場合が、かつてはありました・・・

でも、皆受け入れていたわけです。

電気料金もこのレンジに入ります。あと10年したら、きっと分かる

はずです。パンドラの箱が開くと・・・怖いですね。。。

高価格帯の商品って、実は身近にもあるんですね☆

ボクがお伝えしたかったことは、MIXで値上げをしていって、

結果として全体的に利益率を上げていくということでした。

取引先に向かうクルマの中で、考えていたことは、概ね

こんなことでした。

 

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