2017/01/09
世の中の環境の変化は早い
こんにちは。考え事が大好きな東京の社長です。
ここ半年くらいで、一気に環境が変わってきましたね。。。
業界構造の変化で、同じことをしていたら売上げが
減ってしまう会社も多いのではないでしょうか。
日本全体の需要が減っているので、よほどのイノベーション
企業でない限りは、お客様の数が減ってきているはずです。
海外に進出することを検討されている会社も多いでしょう。
お客様の数が減ってきている状態で、会社を伸ばすとする
と、やはり値上げだ大事になってきます☆
勇気がいる?!
値上げには勇気がいりますよね。
お客様が離れてしまわないか・・・・
変な噂を立てられやしないか・・・・
とても不安になります。
まずは、値上げの前に、「値決め」ができる商材を持つ
ところから始めたらどうかなと思います。
自社のオリジナル商品を開発して、価格交渉力を持つ
なんて、難しいことは考えず、簡単に値決めできる方法
があります。
特に、小売店は、メーカーからの完成品を取り扱う業態
ですので、商品開発は難しいと思います。
どうやって値決めをするのか?
世の中に全くないものを作ろう!なんて、結構難しい
と思います・・・
ここは簡単、シンプルに考えましょう☆
実は、既存のものを、組み合わせたり、減らしたりすれば
案外、良い商材が生まれたりします。
例えば、町の電気屋さんでしたら、
「一人暮らしスタートセット 60000円」はどうでしょう?
さらに、、、
一人暮らしセット ライト 45000円
一人暮らしセット プレミアム 85000円
を加えていくといいですね。
これで、値決め完了です☆
もっと、進化させますと・・・
デジタルTV+賢い使い方アドバイス
冷蔵庫+省エネ診断
リビング電球+出張交換
アドバイス業務や、手間のかかる軽作業を加えることで、
値決めすることができます。
実はアドバイスなんて、日常的にやっている作業だと
思います。でも、メニュー化することで値決めができるのです。
少なくとも、「値引いてよ~」と言われなくなるみたいです!!
それだけでも、適正な価格に近づきますよね。
単純な値上げの仕方
次に、商品開発などをせずに、既存の商材を値上げする
方法をお知らせします。
前提として、まず商品を
・普及商品(低価格)
・中流商品(中価格)
・シンボル商品(高価格)
の3つがあるとします。
皆さんならば、どうやって値上げするでしょうか?
・普及商品(低価格)
この商品は、値上げは出来る限り避けたいところです。
値上げしても数%程度にした方が良いです。
例えば、牛乳とかヨーグルトなどの必需品関連は、
消費者が気づかない程度の値上げを繰り返しています。
値段は据え置きで、中身の容量を減らしたりしています。
これも、値上げを気づかせない工夫です。
このレンジの商材は、とても苦労します・・・・
・中流商品(中価格)
この商材は、数十%は値上げしても大丈夫です。
但し、相当数のお客様が付いていることが条件です。
このレンジの商品は、安いから買うとか、何となく買うという
レベルではなく、価値を感じてくれて、リピートしている商材です。
ですので、値上げしても、買って頂ける可能性は高いです。
自信を持って、値上げしてください。
このレンジの値上げで、全体の値上げを引っ張るイメージです。
・シンボル商品(高価格)
思いっきり値上げしてください☆
1.5倍~2倍もありえます。
そもそも値段があるの?という商材ですので、ご自分で
値段を決めても宜しいかと思います。
但し、相場が明らかに決まっている場合は、除きます。
余談ですが・・・
ボクの感覚では、携帯電話はこのレンジに入る商材だと
思います。月に2~3万円かかる場合が、かつてはありました・・・
でも、皆受け入れていたわけです。
電気料金もこのレンジに入ります。あと10年したら、きっと分かる
はずです。パンドラの箱が開くと・・・怖いですね。。。
高価格帯の商品って、実は身近にもあるんですね☆
ボクがお伝えしたかったことは、MIXで値上げをしていって、
結果として全体的に利益率を上げていくということでした。
取引先に向かうクルマの中で、考えていたことは、概ね
こんなことでした。