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競争という言葉は古い?【社長編】

time 2015/09/14

競争という言葉は古い?【社長編】

あなたにとってライバルとは何ですか?

こんにちは。考え事が大好きな東京の社長です。

あなたにとってライバルとは何ですか?

昔からの先輩経営者ですか?

学生のときのクラスメイトですか?

趣味のゴルフ仲間ですか?

ライバルというのは、普通に考えると、人間的に色々な観点で

高めあえる人をいうのだと思います☆

ボクにもライバルはいるかも・・・ちょっと内緒です。

それが、お店同士のライバルとなると、途端に見える世界が変わってきます。

同質競争の時代は終焉

隣の店が値下げしたから、こちらも下げなきゃ!

何だか、特売してるぞ!こちらも対抗だ!

新装キャンペーンやってるぞ!ウチは、閉店感謝祭だ!

・・・・・・・にらみ合い、いがみ合い。。

うーん、人間的なライバルと随分と違いますね。

この競争は、お互いに不幸な結末となります。

お客様が喜ぶだけと言う方もいらっしゃいますが、お客様も不幸になります。

両方のお店が疲弊して、サービスの質が落ちてしまうからです。

両方無くなってしまうかもしれません。

また、1つのお店は残っても、残ったらどーんと値上げするでしょう。

潰しあいみたいな競争の時代ではないのです。

バラの花束

こんな笑い話があります。

クラスにマドンナがいました。とても人気がある美人さんです。

A男が、その女性の誕生日にバラの花を10本贈りました。

それを見た、B男がすかさず、女性に50本のバラの花を贈りました。

そして、A男もB男もフラれました(笑)

そんなの誰だってわかるでしょ!!

そうなんです。誰でもわかるのに、ビジネスの世界ではバラの花束合戦を

延々とやっているのです。

大真面目に会議までして、バラ花束合戦をしています。

まさに、同質競争ですよね。

この女性の気を引くためには、

「この女性が何を求めているか、本気で考える」ことが、必要です☆

ちなみに、ボクは女性の心を察するのはとても苦手です・・・

もう少し、器用になりたい。。。

同質競争なんて関係ない

そもそもビジネスでは、同質競争なんて関係なくなっています。

例えば、家電量販店はどうでしょう?

10年くらいまでは、お店の造り、品揃えも一緒、値段で勝負!

というお店が主流でした。

それでも、利益が出て、スゴイ勢いで成長してきました。

でも、amazonがネットで家電を売り始めて、その物量が増えて

来ました。ショールーミングなんて言葉も流行りました。

各社、競争とばかりに、ネット価格保証!ネットと徹底対抗!

と、殴り合いをしたことは、記憶に新しいと思います。

その結果、どうなりましたでしょうか?

増店不能レベルまで、利益の質が落ちてしまいました・・・・

個性の時代

家電量販店もサスガに、次の手を打ってきています。

携帯・スマホ販売に特化する、アップルの修理を大々的にアピール、

住宅分野に進出などなど・・・

もう、各社が全然違うお店になってます☆

最近、ボクは家電量販店に行くのが楽しくなりました。

色々刺激があるからです。

早いスピードで大きくなった会社は、変わっていくのも早いなと

とても関心し、また尊敬します。

ライバルなんて関係ないのです。

自社取り扱い商品が、ネットで激安で売られていてもいいのです。

お客様が何を求めて、どうして自社で購入頂けるのか、真剣に考える

ことだけやれば良いのです。

「アフターが心配だもの」、「何かっていいか分からないし」

究極は、「あなたから買いたいから」←最高です!!ボクもこうなりたいっ!!!

そんな言葉を頂けるように、日々努力して、お客様と関係性が深まれば良いな

と思っています。

結構、楽しい世の中になってきました。

会社が大きいとか小さいとか全く関係なく、それぞれの個性で楽しんで、

お客様とつながれる時代がきましたね!

そんなことを考えながら、今日もドライブをしていました。

 

 

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