2017/01/09
あなたにとってライバルとは何ですか?
こんにちは。考え事が大好きな東京の社長です。
あなたにとってライバルとは何ですか?
昔からの先輩経営者ですか?
学生のときのクラスメイトですか?
趣味のゴルフ仲間ですか?
ライバルというのは、普通に考えると、人間的に色々な観点で
高めあえる人をいうのだと思います☆
ボクにもライバルはいるかも・・・ちょっと内緒です。
それが、お店同士のライバルとなると、途端に見える世界が変わってきます。
同質競争の時代は終焉
隣の店が値下げしたから、こちらも下げなきゃ!
何だか、特売してるぞ!こちらも対抗だ!
新装キャンペーンやってるぞ!ウチは、閉店感謝祭だ!
・・・・・・・にらみ合い、いがみ合い。。
うーん、人間的なライバルと随分と違いますね。
この競争は、お互いに不幸な結末となります。
お客様が喜ぶだけと言う方もいらっしゃいますが、お客様も不幸になります。
両方のお店が疲弊して、サービスの質が落ちてしまうからです。
両方無くなってしまうかもしれません。
また、1つのお店は残っても、残ったらどーんと値上げするでしょう。
潰しあいみたいな競争の時代ではないのです。
バラの花束
こんな笑い話があります。
クラスにマドンナがいました。とても人気がある美人さんです。
A男が、その女性の誕生日にバラの花を10本贈りました。
それを見た、B男がすかさず、女性に50本のバラの花を贈りました。
そして、A男もB男もフラれました(笑)
そんなの誰だってわかるでしょ!!
そうなんです。誰でもわかるのに、ビジネスの世界ではバラの花束合戦を
延々とやっているのです。
大真面目に会議までして、バラ花束合戦をしています。
まさに、同質競争ですよね。
この女性の気を引くためには、
「この女性が何を求めているか、本気で考える」ことが、必要です☆
ちなみに、ボクは女性の心を察するのはとても苦手です・・・
もう少し、器用になりたい。。。
同質競争なんて関係ない
そもそもビジネスでは、同質競争なんて関係なくなっています。
例えば、家電量販店はどうでしょう?
10年くらいまでは、お店の造り、品揃えも一緒、値段で勝負!
というお店が主流でした。
それでも、利益が出て、スゴイ勢いで成長してきました。
でも、amazonがネットで家電を売り始めて、その物量が増えて
来ました。ショールーミングなんて言葉も流行りました。
各社、競争とばかりに、ネット価格保証!ネットと徹底対抗!
と、殴り合いをしたことは、記憶に新しいと思います。
その結果、どうなりましたでしょうか?
増店不能レベルまで、利益の質が落ちてしまいました・・・・
個性の時代
家電量販店もサスガに、次の手を打ってきています。
携帯・スマホ販売に特化する、アップルの修理を大々的にアピール、
住宅分野に進出などなど・・・
もう、各社が全然違うお店になってます☆
最近、ボクは家電量販店に行くのが楽しくなりました。
色々刺激があるからです。
早いスピードで大きくなった会社は、変わっていくのも早いなと
とても関心し、また尊敬します。
ライバルなんて関係ないのです。
自社取り扱い商品が、ネットで激安で売られていてもいいのです。
お客様が何を求めて、どうして自社で購入頂けるのか、真剣に考える
ことだけやれば良いのです。
「アフターが心配だもの」、「何かっていいか分からないし」
究極は、「あなたから買いたいから」←最高です!!ボクもこうなりたいっ!!!
そんな言葉を頂けるように、日々努力して、お客様と関係性が深まれば良いな
と思っています。
結構、楽しい世の中になってきました。
会社が大きいとか小さいとか全く関係なく、それぞれの個性で楽しんで、
お客様とつながれる時代がきましたね!
そんなことを考えながら、今日もドライブをしていました。