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撤退か?継続か?【社長編】

time 2015/07/21

撤退か?継続か?【社長編】

撤退の基準を持つこと

こんにちは。今日は洗車して、タイヤワックスまでしてもらいました。

タイヤも真っ黒だと、車がさらにピカピカに見えます。

気分いいなぁ~~

と思いつつ、考え事をしました。

考え事が大好きな東京の社長です。

「撤退」、聞きたくない言葉ですよね。。。。とっても暗い、ネガティブなイメージ。

でも、最近になってボクは、撤退に前向きなイメージを持てるようになりました。

失敗しても、前向きなのですから、心は安定してきますよね☆

「予め撤退の基準を持つこと」はとっても大事なことです。

「予め」というのが重要だと最近気づきました。

事業の状態が悪くなってくると、社長が現場に引きずり込まれます。

元々、経営者は、「しんどくても何とかなる!」精神が強い人が多いので、

余計に頑張ってしまいます。

そうすると、撤退なんて頭からなくなってしまうようです。

株主さんや、銀行さんが助言してくれると良いのですが、「なにくそ!」魂に火が

つくと、意見が聞けない状態になるようです。

そこで、予め撤退の基準をおおよそでも、持っておくことが必要みたいです。

部下に押し切られない

経営者としてボクも、この状況に陥ったことがあります。

ボクのなかでは、「撤退かも・・・」と、思った事業がありました。

でも、部下は一生懸命です。逆転ホームランを狙っています。

「何とかなります、社長!!」、「取って置きの作戦をご披露します!!」

この言葉に、何度もグラっとしたことか。。。

「よし!やろう!」となったことも何度もあります(汗)

でも、大体がうまくいかなかったのです。

最近になって、部下も、「ストップ」を求めているときもあるってことを

学習することができました。

心を鬼にして止める!!のではなく、部下もチームも助けるという意味で

ストップをかけることもある、ということをお伝えしますね。

あと、高度なテクニックとしては、「撤退の基準をチームに明確に示す」ことです。

これはチームの士気にも関わるので非常に難しいことです。

ボクは、幹部にだけは、こそっと撤退基準を話しておくのが、現時点での

最良の方法かなと理解しています。

でも、でも、簡単に諦めてはいけない

撤退の基準を持って、直ぐに止めれば良いね~という心構えでは、絶対に成功は

しません。読者の皆さんも、ガッツのある方ばかりだと、思ってます☆

経営者は、継続も撤退もしますが、「折れて」はいけないのです。

絶対に折れてはいけません。

難しくてなかなかうまく表現できませんが、撤退=折れることではなのです。

折れるというのは、次の手を打たないという意味で、撤退も上手に行い、

次のプラスに持っていくことが肝心なかと思っています。

そういう意味では、撤退してもネバーギブアップは大事です☆

折れると、「場所を変えるとなんとかなるさ」という心の弱さが出るみたいです。

経営者は、「今日辞表出します」で逃げられないのですから、折れても

仕事はしないと行けません。ボクは、夢遊病者みたいになってしまった

経営者を何度か見たことがあります。

継続も撤退も決まらない、何とか凌ぎたい。。。

これでは、周囲の協力も少しずつ減ってきてしまいます。

自分の軸を持つ

撤退も上手にプラスになるように行なうには、やはり自分の軸を持っておくことが

大事かなと思います。

自分なりの理由がつくならば、堂々と宣言して撤退すべきであって、何も失敗者

のレッテルを貼られるなんて心配することはありません。

ボクなりの見解ですが、「失敗は成功の母」という格言は、堂々と撤退して、

笑い飛ばしながら、緻密に原因を考える人に当てはまるのかなと思います。

だって、その人にとって、失敗は前向きな教本で、「失敗してラッキー」程度の

ものでしかないのですから。

ピカピカの車になると、何だか前向きな発想になるなぁ、と不思議に思いながら、

考え事をしていました。

 

 

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