車の中で考えごと |人生を豊かにするWEB MAGAGINE

価値を再定義してみよう【社長編】

time 2016/03/29

価値を再定義してみよう【社長編】

世の中の常識は疑おう

こんにちは。考え事が大好きな東京の社長です。

ボクは、ひねくれモノではないのですが(笑)、世の中で当たり前と

と思われていることに、疑問を感じる方です。

でも大部分は、常識に流されているのですが、ことビジネスに関して

は、常識と反対の事実を見つけると、「よっしゃーっつ!!」と

ガッツポーズをします。簡単にいうと、ひねくれモノです(汗)

すごく、わかりやすい事例をシェアしますね☆

アナログからデジタルへ

「アナログからデジタルの時代へ」と聞くと、誰もが疑わない事実です。

テレビは、アナログからデジタルになり、ボクも買い換えました。。。

カメラも、フィルムカメラからデジカメに変わりました。

ボクも何回もデジカメ買ってます。。。

世間の「じょーしき」です。

でも、富士フィルムさんの「チェキ」が売れているようなんです。

デジカメが売れない?!

チェキは実は1998年から売られています。

当時は、アナログカメラが駆逐されて、デジカメに切り替わっていた

時です。100万画素でビックリ、次は200万画素!!

と機能を争っていました。

ポラロイドカメラもひっそりと、その姿を消しました。

でも、何故かチェキは売れているようです。

その代わり、デジカメが売れない時代になってきました。

もう、訳が分からない状態です。

「アナログからデジタルの時代」ではなかったの???

デジタルが売れないで、アナログが売れてる。

これは、ちょっと研究してみる余地がありそうですね(^^)

アナログが新鮮!?

デジカメが世の中に溢れすぎています。ボクも何台買ったか・・・・

デジタル一眼レフもあります。

でも、ちょっと食傷気味です。

皆さんも、デジカメにちょっと飽きがきたのではないでしょうか?

ボクは、スマホを持った瞬間から、もっぱらスマホ写真家です。

更に、今の中高生は、ポラロイドカメラは知らない世代みたいです。

物心ついたときからデジカメが家庭にあった世代です。

チェキは新鮮に映るみたいです。

価値を再定義している

ここまでは、「地道に売っていたら、時代が追いついてきた」

というお話で、そんなにビックリすることではなさそうです。

しかし、チェキは海外で絶好調らしいのです。

海外で売れているということは、富士フィルムさんは、相当なる

マーケティングをしているはずです。

もう少し、深く研究してみましょう。

チェキは、基本の機能(すぐに写真が出てくる)は、変わらないの

ですが、色々と機能が増えています。

特に、特徴的なのはカラーバリエーションが豊富になって、

形も女子が持ちやすいように改良されています。

日本の女子中高生に人気で、プリクラ的に使われているようです。

けど、、、ボクは、女子中高生の実態はちょっとわかりません。。。。(汗)

海外で何故売れる?

実は、チェキは、このkawaii(カワイイ)中高生のファッションごと、

丸ごと輸出する戦略を取っています。

日本の女子中高生のファッションや生活スタイルは、海外

特にアジアではとても人気が高いようです。

その女子がチェキを使って、写真を見せ合いっこしている

この「風景」を輸出しているようです。

まさに、『価値の再定義』です。

もう、インスタントカメラとして売っている訳ではないですよね☆

ハゲシク、勉強になります。

価値観を表現して、その結果、当たり前に製品が売れていく、

製品を売ろうとしないから、売れてしまう・・・

スバラシイ!!

うちの製品はどうせ古いよ、とあきらめない

チェキの事例は、ものすごく示唆に富んでいると思いませんか?

皆さんにとって、いつも売っている「当たり前商品」も、ちょっと見方

を変えてあげるだけで、魅力的になるということです!!

例えば、洗車ショップだったら、洗車して車がピカピカになり、

デートがうまく行った光景を想起して頂くのはどうでしょう?

それともゴルフの時に、「いつもキレイにしてますね~」と、

羨ましがられる光景はどうでしょう?

更に、下取りに出す時に、思いの外高い金額がついたなんて

どうでしょう?

随分「洗車」について印象が変わってきますよね!

お客様にも新たな価値が伝わって、お互いに幸せな気持ちに

なれるのではないでしょうか?

チェキを買おうかな?と思いつつ、移動中のクルマのなかで

考えたことは、概ねこんなことでした。

down

コメントする




Facebookページ

Twitterページ