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人は見えるものにしか反応しない【社長編】

time 2015/07/23

人は見えるものにしか反応しない【社長編】

アイデアを思いついた!!その時どうするか?

こんにちは。今日も日差しが厳しいですね!!

窓を開けて、風を感じながら運転しています。

いつものように考え事です。

アイデアを思いついたとき、皆さんならどうしますか?

特に新規事業ではなく、既存事業でも新しい商品にチャレンジすることは

良くありますよね。

とっておきのプロセスがあります。ボクはいつもこのプロセスを使います。

1.アイデア段階では話さない

話しても良いのですが、「賛同を求めて」話さないという意味です。

アイデアって、他の人が気づかない、要するにニーズとして顕在化していない

ので、価値があるのです。

ボクも、「スゴイでしょ!」と相手に褒めてもらいたくて、昔は良く話していました。

でも、殆どが「それは難しいなぁ~」「止めた方が良さそうだよ~」との反応が

多いのです。。。

そうすると、自分自身、そのアイデア自体が陳腐に思えてきて、情熱が冷めて

しまうときがあるんです。

ですから、ぼやーっとしたアイデア段階では、なるべく話さないようにしています☆

専門家には聞かない

特に、その道の専門家には聞かない方が良いです。

世の中には「評論家」タイプの方がいます。

専門家の方々の中には「評論家」タイプの方も多いみたいで(ボクの経験上)、

一刀両断されることもあるので要注意です。

本当に、気持ちが切れてしまいます。

アイデアは大事に暖めて下さいね。

聞いても良い人

ぼやーっとした状態の時は、人に聞きたくなりますよね!

ボクは、ビジネスを拡大している人に聞くようにしています。

特に、その分野に長けているとか、全く関係ないです。

そのような人は、鋭い意見に加えて、アイデアの肉付けをしてくれます!

一緒にやろうよ!的な発展をするときもあります☆

でも、やっぱりボクの基準は5年以上のお知り合いに限っています。

昨日、今日の関係で、さあやりましょう!は、ビジネスが厳しい状態になると、

継続は難しいと思います。

企画書にまとめる

アイデアは企画書にまとめることをオススメします。

自分の考えがまとまることもありますが、最大の出番は

「人に見せる」時です!!

ビジュアルも非常に大事です。

この感覚は、読者の皆さんなら絶対分かりますよね。

例えば、居酒屋さんで・・・

・サインペンで書いた、普通紙のお品書き 「特製 もつ煮」

・毛筆で書いた、和紙のお品書き 「特製 もつ煮」

目を閉じて・・・

よーく想像してみてください。

どちらが、美味しそうと思いますか??

和紙の毛筆ですよね☆

中身は同じでも、ビジュアルだけで、人間はうっかり判断しているようです。

企画書は、一瞬で「いいね!」と思ってもらうことが大事です。

デザイン的な感覚はとても大事だなと思います。

ネーミングも大事

アイデアは同じでも、ネーミングも大事ですよね。

例えば、日用品翌日配達サービスですと・・・

【アスクル】

※ちなみに、明日(アス)に来る(クル)から取ったみたいです

【翌日配達サービス】

どちらが、ピンと来ますか?

殆どの方が、アスクルだと思います。

内容が同じでも、ネーミングだけで「いいね!」「ソレダメ!」となる可能性が

あるということです。

経営者としては、中身ではなく全体で勝負するという感覚が必要ですね☆

人は見えるものにしか反応しない

結局は、アイデアの中身が良くても、目に止まって、脳ミソが理解しようと反応

するものにしか、人間は気に留めないと、思っていた方が良さそうです。

これだけ情報の洪水の中で、ボク達は生きています。

スマホを持つようになったら、飛躍的に接触する情報の総量は増えましたよね。

ボクは、益々、見える(見えやすく加工した)モノにしか、人は気にしないように

なってくると思います。

ですから、アイデアは十分に形にして、最低限人の興味を引く状態にして、

お披露目した方が良いと思うのです。

気持ちよく運転しつつ、アイデア遊びをしながら、考えたことはこんなことでした。

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