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お客様主義を見直そう【社長編】

time 2015/07/23

お客様主義を見直そう【社長編】

お客様主義は時と場合

おはようございます。考え事が大好きな東京の社長です。

爽やかな朝ですね~緑がまぶしい!!

今日も快調に運転です。木々を見ながら考え事です。

皆さんは感度の高い方が多いので、「お客様は神様」は実は間違いなのは、

お気づきですよね。

少なくとも、現場を俯瞰する立場にある経営者・管理職の方は、一歩引いて

お客様を見つめてみましょう!

ニーズを聞くとあれこれ悩む

ボクもこのワナにはまりました。

洗車ショップの店長をしていた時、立ち上げたばかりで本当にお客様が少なかった(涙)

1人でも呼びたい、来て欲しい・・・

そんな切羽詰った気持ちでした。

当時は、洗車サービスも試行錯誤で、正に暗中模索状態。。。キツかった・・・

社員も半信半疑。「自分でやるしかない病」にまんまとはまりました。

「お客様はお友達」の心理になり、特定のお客様の意見に振り回されました(反省)

値段が高い・・・・こんなサービスが欲しい・・・スタッフの制服を変える・・

営業時間を延ばす・・・・

「もう、無理っ!!」と何度も思いました。

今、考えるとその頃のアイデアは、ほぼ消滅しています(笑)

答えは単純です、「プロではないお客様の意見を取り入れてしまった」

裏を返すと「自分の軸がなかった」ということになります。

とても、良い経験になりました☆

アンケートも相当怪しい

洗車ショップの店長のときに、新製品を開発していました。

その時お会いしたコンサルの方は、「アンケートとれば良い」とお話されていました。

凄く明快だったのです。「1人で悩むな、お客様に聞け」と。

当時は、「そうか!」と思ってしまいました。

何人かにアンケートを取りました。メモを取り、気合十分でした。

しかし、うまくいかなかったです。

「お客様は、自分が欲しいものが分からなかったのです」(コロンブスの卵)

今は、その洗車ショップでは、お客様がどう考えても思いつかない商品が

一番売れています!!!

自分は何をやっていたのか~と猛反省しきりです。

社長が現場に出ると、良くも悪くも権限を持っているので、遠回りが多いというのが

ボクの印象です。

マーケティング屋の資料は慎重に

売上げが思うように立ち上がらずに、試行錯誤しているときが、一番危ないです!

そう、マーケティング屋に頼りたくなるからです。

その道の方々は凄く優秀な方ばかりです。成功体験も当然持っています。

でも、社長はうまく使いこなさないといけません。。。

社長は、その成功体験のコピーが可能か(立地、業態、客層など)を冷静に

見極めるのが良いみたいです。

ボクも、マーケティング屋の「キレイな資料」に何度、クラクラしたことか・・・

やりたい、けど、今の能力ではこれは無理・・・クラクラ

一番危険なのは、その「キレイな資料」の中の要素を吟味して、自分が

できそうなものから手当たり次第始めてしまうことです。

そうなると、手のつけようがありません。

社長は、成功セオリーに則っていると信じていますので、なお更やっかいです。

要素だけマネした、都合の良い独自理論は、ほぼ失敗に終わります。

マーケティング屋の資料は、「社長の能力」次第ということですね。

ボクも使いこなせるように、修行です☆

真似する視点で考える

まだ軸が決まらない事業のときは、「そっくり真似する」視点がとても重要だと思います。

真似なんて・・・とムキになっても仕方ありません。

ご自分の事業環境に近い事例をとにかく探すことかなと思います。

近い事業環境で成功されている会社があれば、とにかく研究です。

そして、「そっくり真似」をして欲しいです。

どうすれば真似できるかを必死に考える方が、成果が出やすいと思います。

※真似には、知的所有権の問題がありますので、要注意です

正式にライセンスをもらう方法もあります。

ちなみに、ボクは、フランチャイズは「壮大な真似」と思っています(笑)

昔のことを思い出しながら、やっぱりビジネスは楽しいと感じつつ、運転していました☆

 

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