2017/01/09
自責の念の考え方
おはようございます。考え事が大好きな東京の社長です。
皆さん、小学校から「責任は大事」、「責任感を持て」とか色々と
「責任」について教えられてきたかと思います。
皆さんなりに、責任の捉え方って、ありますよね。
経営者になってくると、超ハイリスク業(笑)ですから、「責任」
は言わなくてありますので、今回は「責任」との付き合い方を
シェアしたいです。少しでも、参考になれば嬉しいです☆
「自責の念」ということば、ボクは大好きです。
これは、究極には世の中に起こっていること、特に自分の
身の回りに起こっていることは、全て自分の責任にある
と捉えることを指すようです。
社員のA君が、体調を崩して会社を数日間休みました。
- アイツは体調管理もできないのか。。はぁ~~辛いな
- 風を引かせてしまった。仕事の配分を考えないとなぁ
あなたならどちらのタイプですか??
自責の念とは、仮に他人の体調のことであっても、自分の責任にある
と「勝手に考えて」、何かしてあげられないかと思う気持ちです。
相手を体調管理も出来ないダメな奴と片付けてしまうのは、とても
簡単ですが、それでは自分自身が風邪を引いたときに、「ダメな奴」
との扱いを受けてしまうかもしれません。
ちょっと仏教的になってしまいますが、自責の念とは、周り巡って、
全てのことが自分に帰ってくるという感覚だと、ボクは捉えています。
業界が悪い?!
ボクはガソリンスタンドの経営もしていますが、「業界が悪い」、
「世界情勢が混沌としている」、「ライバルが悪い」などと、くよくよ
していても、意味がないのかなと考えています。
ガソリンスタンド業でも立派な経営をされている会社は、沢山
知っていますし、まだまだチャンスは沢山あります☆
ボクなりの自責の念の捉え方としては、業界が悪いのはサスガに
自分ひとりでは変えられないので、業界が悪いことを自分の責に
はしていません。
「業界が悪いと流されて諦める自分はいけない」、
「そのような気持ちではやがて自分に降りかかってくる」と捉え、
日々工夫をすることが大事だと思っています。
ちょっと、難しくなってきましたね。。お付き合い下さいね。
でも、全ての責任を負わなくて良い
学校では、「責任感が強い」ほど、先生や親から褒められて、
勉強して成績を上げることを目指してきたはずです。
ガソリンスタンドの例でいうならば、「責任感を持って」
業界の構造も変えてしまおう!という考え方です。
ボクとしては、その責任感の持ち方は止めたほうが良い
と思います☆
そうなんです。「責任を負わなくてよいことも沢山ある」と
思えるかが大事になってきます。
学校では「責任は負わなくて良い」とは、教えてくれませんよね。。
だって、子供達は勉強しなくてラッキー♪となってしまいます(笑)
大人になる前に知っておけば、ボクも余計なストレスに悩まされた
ことは少なかったでしょう。
ストレスと責任との関係
もうちょっと、深堀してみます。
”学校で教えたとおり”の責任”観”をもってしまうと、
「何が何でも自分の責任」
「自分が頑張って、何とかしてしまおう」
「他人には任せてられない」
となり、最終的には、、
「運命まで切り開こう」
「運命もコントロールできる!!」
となってしまいます。
そして、現実とのギャップに板ばさみになり、ストレスを
抱えることになるのです。
「学校スタイル」でいくと、最終的には精神的に破綻まで
追い詰められてしまいます。
学校は、成績という尺度があって、競争のルールが決められ、
同学年の人口というエントリー者も限定された中での「お話」
であって、普遍的なものではありません。
自分が頑張れば、成績が上がる、頑張らないと成績が下がる
のはすごく分かりやすい「お話」ですよね。
会社経営は、大げさですが人生に通じるものがありますので、
「流れに逆らっていないで、流れに身を任せてみましょう」と、
いつもお伝えしています。
流れに身を任せつつ、今起きていることは、過去に自分の起こした
行動が帰ってきていると捉えておけば、ストレスは減ります☆
ちょっと長くなりましたので、ストレスとの関係は、またの機会に!!
早朝から、重たい話題を考えながら、ドライブをしていました。