2017/01/09
素早く的確な決断と言われても・・・
こんばんは。考えごとが大好きな東京の社長です。
優れた社長は、素早く的確な決断力を持っている!
・・・なんて、本を読むと書いてありますよね。
ボクとしては、そんなこと言われても・・・困ってしまいます。
毎日、毎日、大なり小なりの決断をしていますが、
素早く的確な決断をしているかというと、まぁどうでしょう?
精一杯、今の己が分かる範囲内で、決断しているに
過ぎないと言った所でしょうか。
今、決断すべきか、明日なのか、半年後、1年後なのかも、
正直分かりません。
惑わされてはいけない
と、考えていくと、「素早く的確な」決断だったということは、
実は後から他人が評価することなのです。
その当時は、素早く的確な判断だったとしても、
後の業績が、他の原因で悪くなったとしたら、
多分マスコミは賞賛してくれていません。
また、当時の決断がグタグタだったとしても、
たまたまラッキーな追い風が吹いて、業績が飛躍的
に伸びたら、マスコミは賞賛してくれます。
結局は、「素早いか」、「的確か」かどうかは、決断
する時は、誰も分からないということなのです。
なので、経営者は、何のためらいもなく、決断したい
時に決断すれば良いのです。
回りの評価、特に外部の第三者の評価などは、
全く気に留めることはありません☆☆
いつがベストタイミングか
どんなタイミングで決断するのが、良いのでしょうか?
実は、遅いと思ったときが、ベストタイミングらしい
のです(驚)
確かに、ボクの今までのうまく行った事業は、ガマン
してじっくり考えて、時には参入はやめようかと、
迷いながら決断したものが多いかなという印象です。
パッと飛びついた案件は、長期的には成果には
つながりにくかったかなと思います。
問題は、自分で解決するのではなく、時が解決する
とう名言もあるくらいですから、じっくりと落ち着いて
事にあたることが重要なのかなと思います。
また、「早い」、「遅い」は、実は相対的な観念ですから、
何が早いのか、何が遅いのかは、関わる人や環境、
事業内容によって相当変わってくると思います。
皆さん、焦らないで☆
といったところでしょうか(笑)
決断に迷っている人
ちょっと、別の観点からも、付け足しておきますね。
決断に迷うときってありませんか??
ボクも、何だか毎日グズグズして、懸念事項が全く
進まないときがあります。
この時の心境を分析すると・・・・
過去の自分の判断をクヨクヨしている時が多いようです。
過去は終わったことなのですから、その時の判断を
一所懸命分析しても、何も変わりません!!
こういうときは、ボクはいつも主張していますが、
仕事を切り上げて、「今日は終わり!」としてしまう
ことです。
とにかく、過去に戻ってしまった視点を戻すことが
大事です☆
また、更にやっかいなことが・・・
過去に基準を置く癖のある人は、未来を心配する
癖も併せ持つようです。
分析力が高い方、未来志向のポジティブに見える方に、
多いようです。
心配したって仕方ないや☆
くらいに思って下さい!!
心配ができる方は、既に高い能力を持っています
ので、走りながらでも危険を回避できます。
安心してくださいね!!!
結局、今が一番大事
過去にクヨクヨ、未来を心配、
そこにエネルギーを割いている限り、何も前には
進めません・・・・
そして、現状の仕事も手がつかず、効率が落ちて
毎日忙しい、忙しくて何も考えられないという、
負のスパイラルに陥るのです。
皆さん!!
大事なのは「今」です。
今を精一杯過ごすことです。
決断に迷っていたら、手を動かすことです。
実は、皿洗いでも構いません(笑)
脳ミソの血流を良くしてあげましょう。
決断に迷うかたは、能力の高い方ですから、
脳ミソに良い血流が行けば、自然と行動できます。
そして、その場その場で危険を回避して、旗を立てて
進んでいけばよいのです☆
意外と、真理は単純かもしれませんね!!
何だか、妙に納得しながた、夜のドライブを楽しんで
いました。