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コンサルでうまく行かない人 その2【社長編】

time 2016/03/14

コンサルでうまく行かない人 その2【社長編】

トップがブレないこと

前回のその1の続きです。

前回は、ボクが現時点で8年間継続して行なっている洗車

ショップの革命的な商材の導入について、初めの数年間は

社員の反発だけでした・・・ところで一旦終わりにしました。

今回のWEBマガジンでは、どうやって、反発から「賛同」へ

組織が動いていったのか想い出してみます。

皆さんのご参考になれば幸いです☆

まずは、ボクの方針がブレないでいることが重要な要素

かなと思います。

ボクは、結構エラーを起こします(笑)

数年で失敗して撤退することも、多々あります・・・・

この洗車の商材というか洗車ショップの運営そのものを

啓蒙しているS社長とは、とても気があったのです。

ボクの選球眼がスゴイとかという訳ではなく、ボクは

このS社長のいうことは正しいと思っただけなのです。

この「正しい」と思う気持ちは今でも変わっていませrん。

ですから結果として、方針がブレなかったということなの

かなと思います。

組織への落とし込み方法

反発期間中は、年に3~4回は勉強会を開催しました。

勉強会終わったときは、「やろう!!」という雰囲気になる

のですが、1週間も経つと元の木阿弥・・・・

という状態を繰り返しました。。。

本当に困り果てました・・・

強制にしてもうまくいかなったのです。

人を変えてもらった

S社長は頭がとても聡明な方ですので、次の手を打ってきました。

勉強会の講師を変更してきたのです。K専務でした。

ボクには、S社長もK専務も同じことを言っているようにしか聞こえない

のですが、ボクのスタッフには違うように聞こえていたようです。

「これが人間の不思議です・・・」(笑)

その後はS社長、K専務が交互に、またはランダムにいらっしゃって

うまくスタッフと馴染んできました。

ウチのスタッフ側で気をつけたことは?

まずは、店長だけを孤立させないことです。

最悪パターンは、ボクと店長、S社長の3人で密会をして、

あとは店長ヨ・ロ・シ・ク!!と爆弾を置いていくことです(笑)

店長は困り果ててしまいます。

勉強会には必ず店長の補佐となる人を複数出席させることです☆

この補佐となるスタッフの人選が困難を極めました。

数年間かけて3~4人に絞られてきました。

ボクの人選の見極めがスゴイとかではなくて、

ただ愚直に勉強会に出してみて、その後経過観察し、

興味ありそうなスタッフ、結果がちょっとでもでたスタッフを

残していって、また勉強会を開催して・・・・と

繰り返し、繰り返し、行なった結果です。

自然にチームが出来たと言った方が正しいです。

このプロセスには即効薬はなさそうです。

工夫のポイント

自然にチームが出来ると、自然に結果が出てきました。

ここまで行けば風土になるので、強いと思います。

皆さんが知りたいのは、この風土が出来る前の工夫だと

思います。

今思うと良かったのは、S社長のお知り合いのTさんに

現場に数ヶ月間寄り添ってもらったことが効いているのかも

しれません。

人って、同じことを同じ人から繰り返し聞くと、飽きてしまう

ようです。違う人から、ちょっと違うニュアンスで、同じことを

聞くと素直になれたりします☆

ボクは、時には意地になって、同じことを同じ手法で

繰り返してしまうようです。

ここはしっかり反省して、スタッフが受け入れやすい状況を

作ってあげることが大事なのかなと、最近は考えるように

なりました。

この発想に至ると、「自分が何とかしなくてはならない病」

から少し脱却できるので、ボク自身も気持ちが安定してきました。

イライラも減ってきたのかなと感じています。

今は、この洗車の画期的な商材は、お店に顔を出すたびに、

POPが変わっていたり、お客様が増えていたりしていて、

とても良い循環になってきました。

これからが楽しみだなぁ、と思いつつ、組織の成長を感じる

ことができています。

仕事は楽しいなぁと思いながら、早朝のドライブをしていました。

 

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