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お金儲けは尊いということ【社長編】

time 2016/06/15

お金儲けは尊いということ【社長編】

”お金儲け”は悪いことですか?

こんにちは。考えごとが大好きな東京の社長です。

日本では、お金儲けというと、何だか良くない響きを

受けるようですね。

何かを提供したら、対価を受け取る。

当たり前のことだと思うのですが、”お金儲け”となると、

何だか悪いことのように聞こえてしまうようです。

確かに、お金にまつわる事件が、マスコミのネタに

なっているので、仕方のないことなのかなぁと

思ったりします。

儲かっている社長!の紹介でも、何だか、金の時計に

ブランド物のセカンドバッグみたいなイメージが付きまとい、

あまり良くない印象をもたれているようです。

そんな人を見たことありますか(笑)

最近は、いないですよね・・・

「利益は後からついてくる」 について

「利益は後からついてくる」から、まずは目の前のお客様

を満足させるべきとの話を、良く聞かれると思います。

本当のところはどうなのでしょう??

ボクの考えは、「大部分は正しいけれど、見誤ってはいけない」

ということになります。

先日、ある番組で、街の飲食店の紹介をしていました。

大衆食堂で、20年間値上げをしていないのですが、

今年数十円値上げしました!

カレーライスが380円、ポテトサラダが150円、から揚げが

300円・・・という激安ぶりです。しかも、殆どが大盛りサイズ

です。味も、家庭的でとても美味しい。

マスターは、1人で運営しており、赤字のときは近くで

アルバイトをしています☆

なんて、良心的なお店なのでしょうか。

ボクは、このケースは、利益は後から“ついてこない”と

思います。

働いても、働いても、手残りが少ない。

だから、人も雇えない。。。

それで、マスコミに取り上げられて、尚忙しくなる。。。。

このTV放映の後に、どのような状況になったのか、

心配しています。

お金を回す発想

極端な話をすると、目の前のお客様に満足してもらうように

0円で販売して、後から利益が付いてくる??

ということになってしまいます。

到底、ムリですよね。

やはり、経営者はお金を意識することが必要なようです。

売上げは、仕入れがあって初めて成り立ちます。

仕入れがあれば、支払いがあります。

ここまでは、嫌でも意識しないといけません。

値上げもしないといけないという判断になるでしょう。

もう一歩、踏み込むには、

お金を回す発想が必要です。

具体的には、投資とリターンと回収をしっかり見極める

ことです。借入金の返済と、税金を踏まえたキャッシュフロー

も見ないといけません。

ボクは、会計の専門家ではないので、細かい話は税理士さん

にお任せしていますが、

「投資したお金がどのように化けているのか」を

社長は、常に意識しないといけません。

例えば、パソコンを買った場合、

償却を気にしてPLとにらめっこは、税理士にお任せして、

パソコンは、事業に生きているのかを見極める、パソコン

があることで、理路整然と事務が進んで、売上げと入金が

ある、と考えるということです。

そして、パソコン、家賃、人件費、仕入れ、全てがどのように

事業に役に立って、リターンを生むのか、という発想をして

頂きたいのです。

つまり、事業を媒介にしてお金が回っているという感覚です。

結構、コロンブスの卵です。

現場をちょっと離れて、この感覚に浸ってください☆

限界値を知る

それが考えられるようになると、自ずと値決めが決まり、

ビジネスの仕組みが整ってきます。

粗利の取り方と、経費のかけ方が、分かってきます。

ここまでくれば、安心です。

後は、目の前のお客様を全力で喜ばせることになります☆

余裕のない経営をせざるを得ない社長さんは、

まずは、このバランスをチェックされることをオススメします。

余裕のない経営者ほど、お客様の方を見すぎて、「お金儲け」

に、案外否定的だったりします。

不当に高い値段をつけて、無知なお客様に、ものを

売りつけることを薦めているわけではありません。

“お金を意識”して、余裕が出ると予想される仕組みを

まず作り、その中で精一杯お客様に尽くすこと、

これが大事なのかなと思っています☆

お天気雨もある不安定な気候の中、経営を長期間安定

させる難しさを感じながら、ドライブをしていました。

 

 

 

 

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